音楽活動をしていた学生時代、その資金を捻出するために始めたのが、Web制作のアルバイトでした。マッチングサイトやECサイト、飲食店、企業のコーポレートサイトのデザインからコーディング、Flash制作などに携わった後、本格的にWeb制作を仕事にすることに。はじめはWeb制作会社などでコーポレートサイトやB to C向けコンテンツサービスの制作に携わり、マーケティング会社に籍を移してからは、CRMをメインとしたWeb制作を行いました。その後、フリーのWebクリエイターとして独立しました。
20代後半はフリーランスとして楽しくも苦しい日々を過ごし、大手アパレルブランドのサイトやSNSのサイトデザイン、大手自動車メーカーのCRMコンテンツなどの仕事をしました。縁あって、書籍『知りたい機能がすぐ見つかる! Dreamweaver の 逆引き便利帳』を執筆するという幸運にも恵まれました。
結婚して子どもを授かったのを機に、「ひとりではできない大きなことをしたい」という思いから、Webソリューション会社に入社。デザインチームのリーダーを務めていましたが、育児系のコンテンツに興味がわき、育児支援アプリを企画・制作。事業化を目指して、2012年に配信をスタートさせました。
これまで、音楽活動、Web制作、育児アプリの企画と、”世の中にまだない、価値あるものをゼロから生み出すこと”に注力し、チャレンジしてきました。仕事とは社会貢献であり、自分が役に立てることを提供するものだと思っています。各個人が得意分野に注力し、最大限のパフォーマンスを発揮することで、価値ある社会貢献ができるのではないでしょうか。それが結果的に、自分にしかできないこととなり、アイデンティティとなるのだと思います。